生まれたいわたし、曲げられたわたし
紆余曲折を経て、ココロが生まれ直すことが出来た今だからこそ・・・
辿ってきた道筋を、思考の軌跡を、できうる限り書き記しておきます。
・ココロと個性は別のもの。しかし一対で機能する。馴染まない個性は自分の心を浸食する。近い個性を探し、古いものを削ぎ落として、自分にすっと入ってくるものを選べば良い。
・自分自身を愚かだと思うならその原因、"なぜ"を考えよ。愚かと嘆き続けるのは、皿に食事が無いと嘆くだけの思考停止だから。
・『他人に認知された自分』は、自分が周囲の環境に歪曲された要素をも解析され含まれる。認知された自分を疑う事は解決の近道。間違えた認知をした人の分析の甘さも糧に出来る。
・医療の治療限界と同様、心理学の治療限界がある。人の心を必ず助けられるわけではない。肉体という器の中で心はゾンビになれる。ゾンビに時間と心の電池を使いすぎないで。
・心の電池を奪いに来る者を突き放すには、先に距離を置き心の電池を充電する必要がある。充電速度を超える消費量の中でその悪循環を断ち切るのは難しい。
・心の電池を過剰に捧げる人は、己に注げるようになって貰うために離れよ。離れなければ永遠に己を磨くために使う事は出来ない。
・己の弱さを認めないもの、弱さを認めながら人に補われる事を戒めるもの。救済の手を振り払う。手段を厭わない心の有無を見よ。
・ココロを鎖国することで自身を守る道を選ぶ者が居る。そういう人は、人と自分を比べきれない。だから人を見極めきれない。
・無責任かつ思いつきで行動する人の言葉は、発言者の胸には響いていない。重たい言葉には必ず口にする前に自分の胸に響いている。
・暴論を司るもの、己を司ること叶わず。暴論は自らの無力を棚上げ出来る、人に向けたナイフでかますハッタリでしかない。
・他人の語る理想郷や誘惑を聴いたら、観賞魚を鳥籠に住まわす危険と思え。その上で魅力を見出せるなら採り入れる一考の余地有り。
・無意識に背負った「使命感」を棄てるコト。生きるために必要な使命感はとても少なくシンプルだから。
・人はバグる。無限ループの思考に陥り、自己解決不能になる。
・人は本から学ぶもの。しかし同時に、人の振る舞いから糧を会得することもまた才能である。本からしか学べないものは、世界を租借できないのと同じこと。